人事部必見!今後の人事戦略のカギとなる「プログラミング的思考力」とは?

こんにちは。

本ブログ「管理職の悩み」の管理人の「悩める管理職」です。

 

人工知能の進化によって社会が急速に変化している中、

今後、組織にはどのような人材が必要なってくるのでしょうか?

 

このような疑問は人事担当のみならず多くの管理職が抱いている

のではないかと思います。

 

本記事では、今後重要となる「プログラミング的思考力」について

解説させていただきます。

 

最後までお読みいただき、人事戦略立案にお役立ていただければ幸いです。

 

もくじ

1,今後、組織に求められるのは「プログラミング的思考力」を持った人材

2,なぜ「プログラミング的思考力」が必要なのか?

3,「プログラミング的思考力」とは何か?

4,まとめ

1,今後、組織に求められるのは「プログラミング的思考力」を持った人材

この数年で飛躍的に発展し続けている人工知能によって大きな恩恵を受ける社会は

「第4次産業革命」とも言われ、

今後の社会を大きく変えていくことが誰の目にも明らかですが、

こうした社会において、今後求められる能力が「プログラミング的思考力」なのです。

 

すなわち組織において求められる人材は、

「プログラミング的思考力」を持った人材と言えます。

 

人工知能による恩恵は、日常生活からビジネスに至るまで、

さまざまなところに広まっています。

会話する冷蔵庫やお掃除ロボット、自動車の自動運転など、

ひと昔前では考えもつかなかったような世界が展開されています。

 

こうした変化は、私たち人間の生活に便利さと豊かさをもたらしていくものと

多くの人が期待しています。

 

一方、人工知能によって、多くの既存の職業がロボットに取って代わられる、

と危惧する声もあります。

 

このような未来に対して文部科学省では、

どのような時代においても自信を持って自分の未来を切り開き、

幸せな社会を創造していけるような能力を育成していく目的で、

「プログラミング的思考力」を育んでいくための協議を進めているようです。

 

すなわち、社会や産業構造が変化していく中で人間に求められる能力は、

自分なりに試行錯誤しながら新たな価値を生み出していくこと、なのです。

 

私たちのような、社会を構成する1企業にとっても、

このような社会の変化に柔軟に対応し、組織を成長させ続けなければなりません。

 

そこで必要になっていく能力が、「プログラミング的思考力」なのです。

2,なぜ「プログラミング的思考力」が必要なのか?

組織が人材に求める「プログラミング的思考力」とは、

結論だけを先に言うと、「段取り力」「問題解決力」そのものなのです。

 

コンピュータは人間が「命令」を与え、その通りに動くものです。

この命令のことを「プログラム」といい、

命令を与えることを「プログラミング」といいます。

プログラミングによって、

自分の思い通りにコンピュータを動かすことができるのです。

 

これを理解することで、思考力,判断力,表現力等が磨かれ、

様々な物事の仕組みを理解できるようになるのです。

 

さて、組織はどのような時代においても「問題解決力」を必要とします。

「問題解決力」でも同様に、物事の仕組みを論理科学的に捉え、

原因の究明から解決までには手順があることを知った上で取り組みます。

仕事を進めるにあたっての「段取り力」も然りです。

 

「問題解決力」「段取り力」を高めるための思考の持ち方こそが、

「プログラミング的思考力」なのです。

 

3,「プログラミング的思考力」とは何か?

プログラミング的思考力とは、

「自分が意図する一連の活動を実現するために、

どのような動きの組合せが必要であり、

一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、

記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、

といったことを論理的に考えていく力」

と文部科学省が公表しています。

 

プログラミングと聞くと、

パソコンでプログラミング言語を記述するコーディングのことを指します。

しかし、コーディングスキルとプログラミング的思考は異なる能力です。

一般的にプログラミング的思考は、

目的達成までの一連のプロセスを小単位に分類し取捨選択しながら設計する力

と言われています。

プログラミング的思考力とは論理的な思考形態を指しています。

 

教育界ではプログラミング教育を学校教育に取り入れる方針を協議しており、

2020年から小学校で義務教育化されています。

 

コンピュータが中心となる社会に向けて、

それを人間としてどのように社会に活かしていくか、が肝要ですが、

その中で「プログラミング的思考力」を育むことは、

私たちの未来の社会を幸せにするものなのです。

 

4,まとめ

これまで記述してきました通り、

コンピュータに関与することだけがプログラミング的思考力という事ではなく、

生活の中、例えば「カレーライスを作る」や「DIYで犬小屋を作る」など、

あらゆることに当てはまります。

 

これは前にも述べましたが、

目的達成までの一連のプロセスを小単位に分類し取捨選択しながら設計する力

と言う事ができます。

そして、あらゆる職業において、

時代を超えて普遍的に求められる力とも言われています。

 

人事担当や我々管理職は、

今後ますます注目される「プログラミング的思考力」への理解とともに、

時代の変化に即して組織に何が必要かを見定める目をもつことが重要です。

 

本記事をお読みいただいている諸兄は、そこそこお年を召した方々ではと想像しますが、

私のようにパソコンが苦手で情報化社会への対応に苦戦していたとしても、

未来を創っていく若者の行く手を広げていく後押しをしていきましょう。

 

今回はこのあたりでご無礼させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※文部科学省が公表しているページから、文面の一部を引用させていただきました。

 

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