働きやすい職場のカギは「適材適所」にあり

働きやすい職場を作るには、どうしたらいいのだろう?

こんな悩みにお答えします。

 

組織を受け持つ管理者であれば誰もが考える「働きやすい職場づくり」

その最たる手段が、部下達の「適材適所を見極める」ことです。

「適材適所を見極める」って、どうしたらいいの?

  1. 先に自分の期待を押し付けない
  2. 本人の特性や可能性をよく観察する
  3. 業務の選択肢を広く紹介する
  4. 合わなかったら別の業務に切り替える
  5. 自己肯定感を高めてあげる

以下に、詳しく書いていきます。

 

もくじ

1、自分の期待を押し付けてしまう

2、本人をよく観察し、可能性をよく探る

3、出会いの機会を与えるための工夫が大事(どのようにマッチングさせるか)

4、合わなかったらすぐ切り替える・・・これはメリットになる

5、結果、本人の自己肯定感を高め、組織の雰囲気もよくなりパフォーマンスも上がる

6、まとめ

1、自分の期待を押し付けてしまう

分かりやすい例を挙げてみます。

近所の子供がサッカーチームに入ったそうだけど、自分の子供には何をやらせようかな。

という場面を思い浮かべてください。

  • 今ラグビーがトレンドだから、ラグビーをやらせようか?
  • うちの子は背が高いから、バスケットボールかバレーをやらせるべきだ。
  • 自分は子供の頃よく野球をやっていて楽しかったし、自分でも教えられるから野球だ。
  • 自分は本当はピアノ教室に通いたかったのに叶わなかったから、自分の子供にはぜひピアノを習わせてあげたい。

よくあるお話ですが、どのように感じますか?

上記はすべて親が自分の期待を子供に押し付けようとしています。

親は自分の子供に対して、

どういう大人になってほしいかと考えるのは自然なことです。

しかしあまりにも子供自身の主体性を無視しているようにも感じます。

 

親子の関係と、職場における上司と部下との関係を同一に考えるのは少々乱暴な話ですが、

私以外にもチクっと刺さった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

組織の管理者は往々にして自分の考えを、

それが正しいか間違っているかを客観的に判断せずに、

組織の隅々にまで反映させようとします。

ある意味それは仕方なく、その組織の全責任を背負っていると、

自分で隅々まで決めていくことで安心を得られるからです。

 

この事もまさに、親の心境と似ています。

子供の行動をすべて自分のコントロール下に置いておく方が安心だし、

余分な手間が省けてストレスが溜まらないからです。

 

今回は「適材適所を見極める」というタイトルの通り、対象は「人」です。

人は高い情動能力を持った生き物です。

そのように「人」を管理する際は、本人のことを優先してみるのも必要です。

 

もう社会人なのだから、職場内で自分に合った業務や興味がある業務を、

自分から言ってくるものだと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、

それは少し早計です。

私の経験からは、そのような社員はほとんどいません。

 

若いうちは目の前の業務しか見えず、

職場の業務全体を広く把握できていないといったケースもあります。

しかも割り当てられた業務に、必ずしも本人が満足していなくても、

それすら訴えてくるケースは稀です。

 

では、「適材適所を見極める」とは、どのように進めていけばよいのでしょうか?

2、本人をよく観察し、可能性をよく探る

まず本人のことをよく把握するところから始まります。

  • 履歴書を隈なく見る
  • 可能な限り多く会話する
  • 仕事をしている姿以外に休憩中の様子も見てみる
  • ちょっとした仕事を振ってみて、適性を探ってみる
  • 何をしている時が一番楽しそうなのか

このようにして本人のことをよく見ていくことで、

  • 作業者に向いているのか
  • 管理者向きなのか
  • 細かい作業が好きなのか
  • 統計が得意なのか

必ず見えてくる何かがあります。

3、出会いの機会を与えるための工夫が大事(どのようにマッチングさせるか)

職場内の業務を広く紹介し、選択肢をすべて見せることも重要です。

いろいろな人が取り組んでいる様々な業務を、

分かりやすい形で多くの人に可視化してあげましょう。

そして、本人が興味を示す業務があれば、取り組ませてあげましょう。

自分の才能に気がついていない人もいるくらいですから、

取り組んでみないと実際に自分に合っているかは分かりません。

自分が本当に求めるものに合致するには、

1度や2度では足りないかもしれません。

4、合わなかったらすぐ切り替える・・・これはメリットになる

  • 取り組んではみたが実際には合わなかった
  • ある期間携わったが、だんだん他の業務に興味が出てきた

このような場合は迷わず切り替えましょう。

 

向いていなかった業務や興味がなくなった業務を、

いつまでもやらせておくのは、

本人だけでなく組織全体から考えてもマイナスにしかなりません。

  • せっかく苦労して割り振ってあげたのに・・・
  • 本人がやりたいと言ったから・・・

そんなことに拘らずに、すぐに切り替えてあげましょう。

その業務に取り組んだ経験や時間は決して無駄にはなりません。

  • 経験を活かして後輩などに指導することができる
  • 他部署の急なピンチの場面でも経験があればすぐに役に立てる
  • より多くの業務を経験したことで問題などに対して俯瞰した解決法を見出すことができる

など、さまざまな経験を積んでいる人にはメリットが多いです。

 

また、このようなことを活かしていくことは、

本人の自信につながっていくものです。

5、結果、本人の自己肯定感を高め、組織の雰囲気もよくなりパフォーマンスも上がる

  • 「人の役に立っている」
  • 「組織から必要とされている」

という気持ちは本人の自己肯定感を高めます。

 

自己肯定感が高い人は、主体的に行動ができますし、

他人を尊重するため人間関係が良好になるそうです。

 

また、「自分の苦手なところは頑張って克服しろ」

といったように谷を埋めさせようとするのは、

明らかに基準に満たない場合を除いて、

あまり良い方法ではありません。

その谷を埋めることは山を高くすることの何倍ものエネルギーが必要になります。

苦痛を感じながら嫌々取り組んでも成果は期待できません。

6、まとめ

以上、一人ひとりに合った業務を探り働きやすい職場づくりを達成する、

ということについて書かせていただきました。

人は好きなことに夢中で取り組んでいる時こそ幸せを感じ、成長が加速されます

これまで述べてきたことは決して簡単ではないことは承知ですが、

視点を少し変えてみることで、

組織風土が良くなったりパフォーマンスが上がったりと、

良い方向へ行く可能性が高まります。

 

今回はこのあたりでご無礼させていただきます。

本記事が、組織を受け持つ管理者の皆様のお役に立てましたなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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