私の副業(本業?)公開ブログ   ⑧太陽光発電事業の開業から3年間の歩み

 

開業届を税務署に提出してから、3年が経ちました。

3年間、無我夢中で突っ走ってきた歩みを振り返ってみたいと思います。

太陽光発電所をどのように増やしてきたか、などを時系列で紹介いたします。

 

2019年9月

最初にアプローチした業者の営業マンが自宅に太陽光発電の説明に来て、そこで「損益通算」の話を聞き「事業」としてスタートする意思を固める

2019年10月

事業として取り組むには「開業届」の提出が必要だという事をネットで探り、併せて「青色申告承認申請書」「消費税課税事業者選択届出書」を税務署に提出した。

「開業届」の開業日記入欄には令和元年10月21日と記入した。

この日は私たち夫婦の結婚記念日で、この日を忘れないためにそうした。

2019年11月

お付き合いしている金融機関から地元の太陽光発電業者の「Hさん」を紹介され、魅力的な物件を紹介され、まもなく契約し、この物件が実質的に1号基となる。

2019年12月

翌年の確定申告の件で税務署に電話で問い合わせる。

「開業届を10月に提出したが(太陽光発電所からの)売上が今年はまだゼロで、経費は発生している場合、どのように申告すればよいか?」

「①売上ゼロで経費のみ記載して申告する、②経費を開業準備費として翌年の経費に加え翌々年に確定申告する。①②どちらでもよい。」という回答を得る。

2020年2月

初めての確定申告だが自力でやってみる。売上ゼロでわずかな経費のみ記載して赤字で申告する。ここで会社員の給料との「損益通算」をやり、わずかだが所得税が後日還付された。

太陽光発電所の2基目が欲しいという欲望にかられHさんに自宅近くの物件を紹介してもらう。

2020年5月

1基目の発電所がようやく完成し連系された。この時から発電所の除草作業は自分でやっていく事とした。

2基目の物件の融資についてもHさんが親しくしている1基目とは別の金融機関に話をしていただき、審査OKとなった。

2件目にアプローチした業者と大変な折衝の末、ようやく縁を切り支払ったお金が全額返金される。

2020年7月

初めて電力会社から1基目の売電収入の通知が届き、夫婦で大喜びした。

この調子で太陽光発電所を増やしていくことで収入も増えていくことに確信し、さらにHさんから物件を紹介してもらう。

3基目はHさんの人脈を利用し、アプラス融資を進めていただきOKとなった。

2020年8月

Hさんから紹介された4基目の物件については、融資についてはさすがにHさんの人脈でも厳しくなってきたため、自力で日本政策金融公庫にアタックする。大変だったが自力で融資を勝ち取った。

5基目の物件を紹介されていたが、どこの金融機関に融資を依頼しても相手にされず、心が折れかかっていたところ近所のJAで融資が決まった。

2020年10月

3基目、4基目が完成し連系される。

2020年12月

5基目が完成したが、連系はまだしていない状態。

2021年1月

消費税の確定申告に自力で挑戦する。太陽光発電所5基分の消費税を一気に還付してもらうため相当な金額となる。ネット検索からは税務署からの立ち入り調査をされた記事もあったため覚悟をしていたが、後日あっけなく還付金振込の通知が届き、本当に約650万円が還付された。

2021年2月

所得税の確定申告を自力でやる。太陽光発電所5基分の収入とはいえ、連系された時期が年の後半以降で、しかも5基目は連系していなかったため、収入はまだ少ない状態だった。しかし実際に経費は結構あり、減価償却費も加算されるため相当な赤字となり、またしても会社員の給与所得との「損益通算」により、今回は14万円以上の所得税が還付された。しかも、あわせて住民税にも反映される(時期はずれる)ため、所得税・住民税の合計で約33万円の節税ができることとなる。

この調子で太陽光発電所をさらに増やせないかと考えた末、最後の望みである信販会社の融資を狙い、おそらく国内最大手だと思われる業者(Eさん)へ連絡する。案の定融資の審査が通り県内の物件2基を契約する。土地代金は還付された消費税から支払い、残りを融資でお願いした。

2021年5月

5基目がようやく連系される。電信柱の問題で完成から連系まで約5カ月かかった。ローンの支払いは昨年10月から始まっており、かつ保険は完成時から掛けていたため金銭面で辛かった。

2021年8月

Eさんから購入した6基目が完成・連系される。森林を伐採して用地を確保しており、周りが樹木で囲われているため発電量が不安であった。

個人事業主としての売り上げが1,000万円を越えることが見えてきたため、将来に備えて法人(株式会社)を設立した。全て私と家内の二人で手続きを進めて作った会社である。

2022年2月

所得税および消費税の確定申告を自力でやる。赤字での申告となり、またもや「損益通算」して所得税の還付(約7万円)を受ける。消費税の確定申告では、6基目・7基目の2基分(約3500万円)で申告したため、またかなりの額の還付ができた。税務署からの立ち入り調査は今回も無くほっとした。

Eさんから購入した7基目がようやく完成・連系した。コロナによる影響で契約から約1年かかった。

2022年3月

さらに太陽光発電所を増やしたい欲求が止まらず、ついにHさんから紹介されていた8基目を現金で購入する計画をスタートした。

2022年6月

Hさんから9基目となる物件を紹介してもらったが、すでに金融機関からの融資は期待できず、フリーローンなども審査落ちする状態。ダメもとで日本政策金融公庫へアタックした結果、物件見積り約1,000万円のうちの500万円の融資審査がほぼ通った。しかし日本政策金融公庫とこの物件の元売り業者との意見の相違により融資確定には至らず、9基目は諦めざるを得なかった。

2022年8月

昨年設立した法人の決算を迎えたため、自力で確定申告~納付手続きにチャレンジする。まだ売上ゼロ、経費ゼロの状態だったが、一通りの申告・手続きを無事終えることができた。

2022年10月 現在

8基目の発電所の工事待ち(2023年1月完成予定)。

 

まとめ

長々と私の歩みをざっと羅列しましたが現在日々考えている事は、

  • 将来、設立した法人をマイクロ法人として個人事業主との二刀流で進め、社会保険料を抑える
  • 次なる投資について
  • 何か小さな事業を始めたい

といった点です。

この3年間で人生観が大きく変わりました。

「今後の人生をどう豊かに生きるか」をテーマとして成長を続けてまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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