「QC検定2級」絶対合格するぞ!
おすすめの勉強方法を教えます。
私は2019年3月の試験で2級に合格しました。
勉強方法など具体的に何も考えず、
ひたすら気合いと根性だけの相当な苦労の末の合格でした。
今思うと、取り掛かる前にもっと勉強方法をよく考えておけばよかったと思っています。
私と同じのような道のりをたどらないよう、効率的かつ確実性が高い方法をお伝えします。
もくじ
1 お勧めの勉強方法
2 お勧めできない勉強方法(私の場合)
3 私の属性
4 試験の傾向
5 QC検定 試験の概要
6 まとめ
1 お勧めの勉強方法
「私がお勧めする勉強方法」を最初にお伝えします。
身近に、気軽にいつでも教えてくれる人がいない環境でしたら、
多少お金を払ってでも、迷わず通信講座を利用しましょう。
「QC検定2級」というものをプロが分析し、
分かりやすく、かつ的を射た効率の良い勉強方法によって合格へ導いてくれるはずです。
特に攻略が難しいのは「手法分野」ですが、
問題の解き方が分からず時間を浪費するより、
プロに教えてもらいながら理解しつつ進めていく方が効率的です。
あとはできる限り多くの過去問をこなし、
試験本番でどのようなパターンの問題が出てきても対応できるようにしておきましょう。
孤独に進めているだけだと、
・自分のレベルが分からない
・手ごたえが感じられない
・ペースがわからない
といった不安の中での戦いになります。
正直自分はキツかった・・・。
2 お勧めできない勉強方法(私の場合)
1回目の受験・・・半年間全集中の勉強の末、不合格
月~金曜日は毎日1時間、休日は半日分
参考書の読み込みと過去問を繰り返す
2回目の受験・・・半年間さらに全集中の勉強の末、合格
月~金曜日は毎日2時間、休日は半日以上
過去問題集を全冊購入し、5回通りはこなした
このようにただひたすら気合と根性だけで、愚直に取り組むだけでした。
3 私の属性
全くの文系で数学が苦手
職場での「QC活動」の取り組みはない
身近に相談できる人はゼロ
このような状況でいきなり2級にチャレンジするのが無謀だったかもしれません。
しかし2級の難易度についてさえ、肌身で感じ取れる情報もなかったのです。
理系で数学や統計学が得意な方なら、こんな苦労はないかもしれません。
4 試験の傾向
「品質管理の実践」(文章穴埋め問題)
考えながら解いている時間はないため、実践分野の文章全部をほぼ丸暗記しないといけない
「品質管理の手法」(計算問題)
計算ミスなど許されず、無数にあるくらいの公式のうちどれを当てはめるか瞬時に分からなければ解答には至らない
こんな私でも、過去には10個くらい資格試験を受けて合格してきました。
過去問に取り組めば、それぞれの試験の傾向がおよそ把握できます。
難易度があまり高くないと言われている資格試験なら、
同じような問題が過去に何度も使用されているため気合の丸暗記方式でいけます。
ところがQC検定2級では、私は過去問題集を全冊買いましたが、
1問1問が相当ひねって考えられており、パターン化した解き方が通用しません。
試験時間90分という制限時間の中では、じっくり考える余裕などありません。
5 QC検定 試験の概要
QC検定についてご存じない方のために概要をお伝えします。
品質管理・改善を実施するための能力と、その能力を発揮するために必要な知識を、4段階のレベルに分けて筆記試験で客観的に評価し、品質管理の知識レベルの認定を行うもの
もう少し現実的に言いますと、特に製造業などでは保有していることで資格手当が支給されたり、昇進や評価アップの要件になったりします。
さらにはお客様との商談などの場面でも保有しているだけでも有意なものです。
逆に言えば、保有していないことがプレッシャーになったりもします。
以下に2級の試験要綱を簡単に。
試験日程: 年2回 3月・9月
受験資格: 資格制限なし
受験料(税込):5,500円
試験時間: 10:30~12:00( 90分) マークシート方式
6 まとめ
組織を運営するにあたっては、業種によっては様々な資格を保有していることが義務化されています。
義務ではないけれど業種によっては「当然持ってるでしょ?」というものもあります。
製造業でいうところの「QC検定」がそれにあたります。
管理職ともなれば、もはや保有していて当然のように見られます。
部下に対しては、資格取得を推奨する立場ですので、
結構なプレッシャーですよね。
管理職といっても十人十色ですし、勉強する時間の余裕があればいいですが、
年がら年中忙しいのが管理職というものです。
そのような背景から、1度不合格を経験し、絶望の底から根性だけで足掛け1年を費やして2回目に合格した私から、「QC検定2級」の合格に至る勉強方法をお伝えしました。
冒頭にも述べましたが、プロを上手く利用して効果・効率的に進めるべきです。
特に「手法分野」の問題は、1問1問を理解するのに時間がかかります。
効率良く勉強し、ぜひ合格を勝ち取ってください。
今回はこのあたりでご無礼させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。