コミュニケーション能力の「本質」とは?

今回も、コミュニケーションについて悩む多くの方に向けて、

安達裕哉著「仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?」という書籍から、

コミュニケーション能力という捉えどころのないものを一刀両断するようなテーマを紹介させていただきます。

 

良い人間関係は「コミュニケーション能力」によって保たれるというのが一般的な見方である

コミュニケーション能力を研究し、さまざまなコミュニケーションスキルを身に付けていくことでビジネススキルも向上する、とされている

 

確かに間違いではない

もちろんスキルを向上させることは大事だが、しかし、はたしてそれが人間関係の本質か、といえばそう言い切れるだろうか?

 

「真のコミュニケーション」 ⇒ 信頼を生み出す

「上辺のコミュニケーション」 ⇒ 疑念を生み出す

 

さて、「真のコミュニケーション」とは一体どのようなものなのだろうか?

ぜひ最後までお読みください。

もくじ

  1. 「真のコミュニケーション」の源泉は「敬意」である
  2. 「敬意」のない人間関係とは?
  3. 例:人間関係が良い会社
  4. まとめ

「真のコミュニケーション」の源泉は「敬意」である

「真のコミュニケーション」と「上辺のコミュニケーション」、およそ二分するとしたら、

その違いは何なのだろうか?

これは、コミュニケーションの本質とは何か?という問いである

 

その答えは、

「相手に対する敬意がベースとなっているか」

である

 

社会は人と人との関係性で成り立っていると言える

それを凝縮した形の1つが、我々が身を置く組織(企業)である

組織は必ず何らかの目的をもって継続されているものだから、我々は常にそれを意識して行動している

このようにして集まった人達で組織を形成している中では、

それぞれが立場や責任を果たすにあたって衝突や軋轢が日常的に生じるもの

 

関係性を持つ必要がなければ何も問題はないのだが、同じチームや部門の人とは必然的に濃い関係となる

 

そこに、良好な人間関係を保つために最も重要なのが「敬意」なのである

「真のコミュニケーション」の源泉は、「敬意」である

長く続く人間関係は「敬意」がベースになっている

「敬意」があれば、相手に何かしらの強みを見出すことができる

相手の意見を尊重し、良い提案を支持することができる

相手からの指摘に対して、受け止めて改善することができる

「敬意」は好き嫌いとは関係ない

本気で意見がぶつかったとしても、訣別することはない

その結果、チームや部門が成長していくのである

 

「敬意」のない人間関係とは?

人間関係のベースに「敬意」がないとどうなるか?

⇒ 上辺だけの関係となる

 

社会の中の人間関係の縮図で、先ほどとは別の形として「夫婦関係」がある

本来、一番大事にしなくてはならない存在なのに、なぜか一番ないがしろにしてしまう

しかし関係がこじれたら大変だ

毎日が苦痛の日々だし、仕事にも集中できずストレスが上昇する

 

冷静になって見てみると、こうした関係性に「敬意」がベースにあるだろうか?

「敬意」がベースにないために、上辺だけの関係になってしまっていないだろうか

「敬意」がなければ、どんなコミュニケーションも本質を伴わないのである

 

チームや部門内での人間関係においても、上辺だけの関係は、結果として成長の足かせになってしまう

ひと言ひと言は軽く、決して本気で語ることもなく、そこに真の連帯感はない

 

例:人間関係が良い会社

書籍の中で紹介されたその会社では、「本音で語ること」が義務となっているそうだ

相手が上司であれ経営者であれ、遠慮なく自分の意見を言うのだそうだ

そのため会議などでは激しくやり合うこともある

しかし会議の後は、また皆笑顔でのランチになる

「あれだけ激しくぶつかっていたのに、皆さん仲がいいのですね?」

⇒ 「人間関係が良いから激しくケンカができるのです」

さらに、

「きちんと議論できる人間関係をどのように作るのですか?」

「コミュニケーション能力が高い人ばかりを採用しているのですか?」

この問いに、経営者はこう語る

夫婦でも友人関係でも、永く続く人間関係は「敬意」がベースとなっている

上辺だけのコミュニケーション能力ではない

相手に対して敬意を持てない人間は、未熟である

未熟な人物との議論は、権利の要求と承認欲求だけである

 

必要なのは、

その人に何かしらの強みを見出すことができるか

目の前の誰かを敬うという事を、自然にできるか

好き嫌いに関係なく、「敬意」があれば対話でき、多様性を持ったチームができる

 

まとめ

私に限らず、「コミュニケーション能力」を高め仕事や生活をより良いものにしたい、とは誰もが思っているものだ

そして「コミュニケーション能力」をスキルと捉えて身に付けていくものだと理解していた

 

世の中にはさまざまなセミナーや検定試験が開催されており、多くの人が「コミュニケーションスキル」を向上させるべく努力している

 

本書籍から学んだことは、

「コミュニケーション能力」とは、

「スキル向上」と「心の持ち方」の2面性があり、

どちらとも備えてはじめて成り立つものだという事です。

「心の持ち方」すなわち相手への「敬意」です。

 

相手に「敬意」を持つことで、真の人間関係を築き、人生を豊かなものにしていきましょう。

 

今回はこのあたりでご無礼させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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