組織効率改善のカギは「組織マネジメント形態」の見直しにあり!

 

世の中が急速に変化する中、今まで通りの組織形態では将来が見通せない。

このような不安な状況についてどのように組織を改善していけばよいのか、
かれこれ10年ほど管理職を経験している私から解説させていただきます。

もくじ

1,なぜ組織の効率化が必要なのか
2,組織効率改善を考えるなら、まず「組織マネジメント形態」の見直しから考えよう
3,理想的な組織マネジメントとは何か?
4,組織効率を最大化させる方法
5,まとめ

なぜ組織の効率化が必要なのか

先に、なぜ組織を効率化していかなければならないのか、その理由・背景を確認しておきましょう

労働人口の減少

1990年代前半までの日本が経済成長を遂げていた時代は労働人口も多く、早く安く大量にモノを作ることで市場のニーズを満たし、企業にとっても長時間労働が利益につながっていた
しかし高齢者の比率が高まり労働人口が減少している現在では、長時間働くことで大量の製品を生産することが難しい
企業ではどのように業務を効率化していくかが重要となる

産業の変化

以前は重工業が中心であったが現在はITなどの頭脳労働の比率が高まっている
そのため男性中心ではなく男女ともに才覚のある人を雇用することが組織にとっての業務効率化となる

利益の確保

日本の最低賃金額はこの20年間で約1.3倍に増加しており、企業にとっては労働者の数が人件費を圧迫している
効率を上げ労働時間を短縮する中で成果を出すことが求められる

育児・介護との両立

夫婦共働きの増加による産前・産後休暇、育児短時間勤務社員の管理、および高齢者の増加による介護など、労務管理が複雑化している状況下にある
こうした中でも、ロスが出にくい管理をする必要がある

組織効率改善を考えるなら、まず「組織マネジメント形態」の見直しから考えよう

組織を効率化させていかなければならない理由や背景が分かったところで、
実際に取り組んでいきましょう、となる訳ですが、
以下のような空気が組織内に漂っていませんか?

・どうせまた中途半端にやって自然消滅かな
・成果が出ないならやる意味ないでしょ
・リーダーが一人でやる気になっているけど周りは冷めている

このような場合には現状の「組織マネジメント形態」は大丈夫か考える必要があります

(組織マネジメント形態について過去の詳しい記事がありますのでご参照ください。)

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理想とされるマネジメント形態は業種や職種などにより異なるかもしれないが、
およそ以下の3つに大別される

・ボスマネジメント
・ノーマネジメント
・リードマネジメント

皆様の組織のマネジメント形態はどれに近いですか?

ボスマネジメントやノーマネジメントのスタイルでは、時代の変化に対応できないばかりか、ライバルとの競争にも勝てない

組織マネジメント形態から見直さないと、組織効率改善だけでなく何をやろうとしても満足のいく結果は得られない

それはリードマネジメントによってしか達成できない

リードマネジメント(人的資源を活かす)
・部下達自身が組織を活発にリードしようとする
・組織全体を体系的に機能させるため、あらゆる物事を仕組み化する
・現場の実情をよく知る部下達の情報を重要視して採択し、組織に反映させる
・部下達が個々に主体性を発揮する

理想的な組織マネジメントとは何か?

組織とは、

「2人以上の人々が共通の目標達成を目指しながら分化した役割を担い、統一的な意志のもとに継続している協働行為の体系」

と定義される

人が複数集まり、同じ目的に向かって成果を上げるために組織を作ると、
誰かがそれを管理・主導する必要がでてくる
これを、組織マネジメント、という
では「組織マネジメント」とは何か?

組織マネジメントとは、
「組織の目標を達成するための戦略や仕組みをつくり、計画を実行し、管理する」

マネジメントの父、ピーター・F・ドラッカーいわく、
・組織の重要な目的は、そこで働く人を、仕事を通して幸せにすること
・それは報酬などによるものではなく、仕事自体にやりがいを感じさせるような状態を作ること

このような教えから導き出される理想的なマネジメントの形態は、
社員が主体的に率先して組織改善に取り組もうとする「リードマネジメント」となる

組織効率を最大化させる方法

どんな組織でも多かれ少なかれ効率化には取り組んでいる事と思います。
以下に方法を挙げますが、何にどう取り組むか、どこまでやるか、
はそれぞれ組織の事情によるところとなります。

・5Sの徹底
・あらゆる作業やツールの標準化
・3ム・ダ・ラ・リの排除
・適材適所による最適なフォーメーション
・担当業務や人材配置の惰性・停滞・硬直化からの脱出

どのような方策に取り組んでいくとしても、「リードマネジメント」の形態が定着していれば、およそ達成しやすくなるでしょう

さらに組織で働く人の幸せは、その組織のマネジメント形態によって決まるとも言えます

まとめ

時代の急速な変化に対応するには、一人のリーダーの才覚や力量だけで組織をけん引するのは難しいと言えます
社員一人ひとりの強みや得意な部分を最大限に発揮させる「リードマネジメント」の組織形態を定着させ、組織効率を高めましょう

今回はこのあたりでご無礼させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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