フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、
ふと浮かんだ疑問などをゆる~く書き綴る。
何の専門家でもない私が経済的・時間的・人間関係の自由を得て、
人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、
一般庶民の目線で考える。
インデックス投資・個別株投資・高配当株投資――お金が増える仕組みはどう違うのか?
近年、新NISAの普及によって投資を始める人が増えている。
しかし一口に投資といっても、その方法はさまざまである。
特に初心者が迷いやすいのが、「インデックス投資」「個別株投資」「高配当株投資」の違いではないだろうか。
どれも株式市場を活用して資産形成を行う方法であるが、お金が増える仕組みは大きく異なる。
本稿ではそれぞれの特徴を比較しながら解説していきたい。
インデックス投資――市場全体の成長で増やす
インデックス投資とは、日経平均株価やTOPIX、S&P500などの株価指数に連動する投資信託やETFを購入する投資方法である。
例えばS&P500に連動するファンドを買えば、アメリカを代表する約500社にまとめて投資することになる。
インデックス投資で資産が増える仕組みは非常にシンプルである。
「企業全体の利益成長に伴い、市場全体が成長することで資産が増える」
のである。
過去を振り返ると、世界経済は長期的には成長を続けてきた。
人口増加、技術革新、生産性向上などにより、多くの企業が利益を伸ばしてきたためである。
さらに、インデックスファンドの多くは配当金を自動的に再投資するため、複利効果が働く。
たとえば年率7%で運用できれば、100万円は約10年で約200万円になる。
これがインデックス投資最大の武器である。
一方で、市場全体が下落すると自分の資産も下落する。
また、市場平均以上の大きなリターンを狙うことは難しい。
つまり、
「大きく勝つことは難しいが、大きく負けにくい投資」
と言えるだろう。
個別株投資――企業選びで増やす
個別株投資とは、一社一社の企業を自分で選んで投資する方法である。
例えば自動車会社、銀行、IT企業など、自分が将来性を感じる企業の株を購入する。
個別株投資でお金が増える仕組みは、
「企業価値の向上による株価上昇」
である。
例えば1000円で購入した株が5000円になれば、資産は5倍になる。
実際に過去には、アップルやエヌビディアのように何十倍にも成長した企業が存在する。
そのため個別株投資は、
「市場平均を大きく上回る利益を狙える」
という魅力がある。
しかし当然ながら逆もある。
業績悪化や競争激化によって株価が半分以下になることも珍しくない。
さらに倒産すれば価値がほぼゼロになる可能性もある。
つまり個別株投資は、
「企業分析の力によって大きな利益も損失も生まれる投資」
なのである。
投資家としての知識や経験が成果に直結しやすい世界と言えるだろう。
高配当株投資――配当金で増やす
高配当株投資は、配当利回りの高い企業に投資する方法である。
通常、企業は利益の一部を株主へ還元する。
これが配当金である。
例えば100万円分の株を保有し、配当利回りが4%なら年間4万円の配当金を受け取れる。
高配当株投資で資産が増える仕組みは、
「配当金という現金収入を積み上げること」
である。
インデックス投資や個別株投資が主に値上がり益を狙うのに対し、高配当株投資は定期的なキャッシュフローを重視する。
そのため、
「資産が増えている実感が得やすい」
という特徴がある。
特に定年後の生活費補填や、サイド収入を得たい人には人気が高い。
ただし注意点もある。
配当金は企業業績によって減配されることがある。
また、配当を多く出す企業は成長投資に回す資金が少なくなるため、株価成長が限定的になる場合もある。
つまり高配当株投資は、
「資産の成長よりも収入を重視する投資」
と言えるのである。
結局どれが良いのか?
実はこの問いに正解はない。
資産を最大化したいならインデックス投資が有力である。
企業分析が好きで、大きなリターンを狙いたいなら個別株投資も魅力的である。
毎月の配当金を楽しみながら投資したいなら高配当株投資が向いている。
近年では、
・資産形成の中心はインデックス投資
・楽しみとして個別株投資
・将来の収入源として高配当株投資
というように組み合わせる人も増えている。
まとめ
インデックス投資は「市場全体の成長」で増やす投資である。
個別株投資は「企業の成長」を見抜いて増やす投資である。
高配当株投資は「配当金の積み上げ」で増やす投資である。
同じ株式投資でも、お金が増える仕組みはまったく異なるのである。
大切なのは、どれが優れているかではなく、自分が何を求めるのかを明確にすることだ。
資産の最大化なのか、配当収入なのか、それとも企業分析の楽しさなのか。
投資の目的がはっきりすれば、自分に合った投資スタイルも自然と見えてくるはずである。
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