「生殺与奪の権を他人に握らせるな」──人生の主導権を取り戻すという生き方

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る。

何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、

幸せについてなど、一般庶民の目線で考える。

 

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」──人生の主導権を取り戻すという生き方

 

「生殺与奪の権を他人に握らせるな。」

 

この言葉を初めて聞いた時、多くの人は強烈なインパクトを受けたのではないだろうか。

 

もともとは『鬼滅の刃』に登場する有名なセリフである。

しかし私は、この言葉は単なる戦いの場面だけではなく、現代社会を生きる私たちにも深く当てはまる人生訓だと思っている。

 

もちろん現代では、誰かに命を握られるような場面はそう多くはない。

 

しかし、「人生の主導権」を他人に握られてしまうことは、意外なほど身近に存在しているのである。

 

例えば会社である。

 

会社から給料をもらうこと自体は悪いことではない。

 

しかし、「この会社を辞めたら生活できない」と思い込んでしまった瞬間、自分の人生の選択肢は急激に狭くなる。

 

理不尽な上司。

 

長時間労働。

 

納得できない人事異動。

 

本当は辞めたいのに辞められない。

 

こうなってしまえば、自分の人生を自分で決めているようで、実際には会社が人生を決めている状態になってしまう。

 

お金についても同じことが言える。

 

毎月の生活がギリギリで、貯金がほとんどない状態では、突然仕事を失えば生活が成り立たなくなる。

 

そのため、本当は断りたい仕事も断れない。

 

嫌な取引にも従わざるを得ない。

 

つまり、お金に支配される人生になってしまうのである。

 

だから私は、資産形成は単なるお金儲けではなく、「人生の自由を買う行為」だと考えている。

 

反対に、十分な貯蓄や資産があれば、選択肢は一気に増える。

 

転職する自由。

 

休む自由。

 

挑戦する自由。

 

断る自由。

 

そして、自分らしく生きる自由。

 

お金そのものではなく、「選べる人生」を手に入れることが本当の価値なのである。

 

人間関係もまた同じだ。

 

相手の評価ばかり気にして生きる人は少なくない。

 

嫌われたくない。

 

認められたい。

 

期待に応えたい。

 

そう考えること自体は自然なことである。

 

しかし、それが行き過ぎると、自分の価値を他人の評価だけで決めるようになってしまう。

 

すると、人生は他人の機嫌次第になる。

 

本来、自分の幸せは自分で決めるものである。

 

もちろん周囲への思いやりは大切だ。

 

だが、自分の人生のハンドルまで他人に渡してはいけない。

 

近年はSNSの普及によって、この傾向はさらに強くなっている。

 

「いいね」の数。

 

フォロワーの数。

 

再生回数。

 

それらが自分の価値であるかのように錯覚してしまう人もいる。

 

しかし、それらは他人の反応であって、自分自身の価値そのものではない。

 

人生の評価基準まで他人任せにしてしまえば、心はいつまでも安定しない。

 

では、「生殺与奪の権を他人に握らせない」とは、どういうことなのだろうか。

 

私は、自分で考え、自分で選び、その結果にも責任を持つことだと思う。

 

会社に勤めてもよい。

 

起業してもよい。

 

投資をしてもよい。

 

しなくてもよい。

 

どれが正解ということではない。

 

大切なのは、「誰かに流されて選ぶ」のではなく、「自分で納得して選ぶ」ことである。

 

人生には、自分ではどうにもならない出来事も数多く起こる。

 

病気になることもある。

 

災害に遭うこともある。

 

景気が悪くなることもある。

 

しかし、その状況の中でどう行動するかは、自分自身が決められる。

 

最後まで手放してはいけないのは、「自分で選ぶ力」である。

 

「生殺与奪の権を他人に握らせるな。」

 

この言葉は決して他人を拒絶しろという意味ではない。

 

人生の主人公は自分自身であることを忘れるな、という力強いメッセージなのだと思う。

 

会社も、お金も、人間関係も、SNSも、本来は人生を豊かにするための道具である。

 

その道具に人生を支配されてしまっては、本末転倒だ。

 

人生のハンドルは、最後まで自分の手で握っていたいものである。

 

 

 

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