「管理職の引退」 人生の転機に向き合う

突然、私に人生の転機が訪れた。

それは私を取り巻く家庭環境の変化によって引き起こされた。

これまで長年、会社で自分が受け持った組織をより良くしていこうと、

時間の大部分を仕事に費やしてきたのだが、

ここへきて生活全般、いや人生観まで変えなくてはならなくなった。

 

正直言って非常に困惑した。

先の人生が見通せなくなったのだ。

なぜ、思う存分仕事ができないのか、突然降りかかった環境の変化を恨んだものだ。

 

この記事をお読みいただいている方々はおよそ私と同年代だとすると、

そろそろ親の心配をし始めている方もいらっしゃるのではなかろうか?

場合によっては自分の仕事や生活全般にも大きく影響する事案です。

私自身にも「決断」を迫られる時が、ついにやってきたのだ。

 

この困難な状況の中、できるだけ冷静になって自分が置かれている立場を俯瞰して考えた。

悩んだ末に出した答えは、「管理職の引退」であった。

ここまで人生の生きがいにしてきた仕事を退く決断をした理由は、

考えるまでもない程に当然と言えるものだった。

大事な家族との関係性を悪くしてまで仕事の成果を出したところで、

「幸せ」とは言えない事をようやく認識できたのだ。

 

これからの人生は、「家族」を中心にしていこうと思う。

特に妻だ。

これまで仕事以外に脇目も振らずに打ち込んで来られたのは、

その陰で妻が支えてくれていた事に、今更であるが実感した。

そして常に私のことを気にかけてくれていた両親へも、孝行していく事に決めた。

 

さて、今後の人生はどの様に生計を立てて生きていこうか。

子供たちは既に成人して職についており、

残った住宅ローンを返済しながら夫婦二人が100歳まで生活するのに困らないようにしなくてはならない。

 

幸いなことに何年かかけて築いてきた資産からの手取りが年間300~400万円ほどある。

質素な生活に徹すれば、働かなくても生活は継続できそうだが、

もう少し資産を増やしておきたいところだ。

そのためには、まだまだ収入を得る手段を考えなくてはならない。

 

今まで生きがいとしてきた「組織体制整備」「若手の育成」など、

相当な責任を背負いエネルギーを費やす仕事は、もう繰り返すことはできない。

次の仕事の条件は、

  • 組織の重要なポジションには就かないこと
  • 自宅からなるべく短時間で通えること
  • 残業や休日出勤などがなるべくないこと
  • 急な用事に対応できるよう自由度が高いこと
  • 給料はある程度下がってもよい

 

とりあえず上記の条件に適う仕事を探していくとしよう。

 

これまでと変わって時間に余裕がある生活を心がけ、

妻との時間、親孝行の時間、そして身内との時間を大切にしようと思う。

 

残念なのは、

これまで管理職の奮闘ぶりや悩み事などを実体験からブログに綴ってきたのだが、

それが出来なくなることだ。

今後は方向性を変えて、

会社員としての収入とは別に、

事業として行っている資産管理について、主に発信していくのも良いだろう。

時代はちょうど「FIRE」やセミリタイヤが叫ばれており、

それを目指す方たちにも参考になるような記事を発信していこうと思う。

 

今後も引き続き、ご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

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