フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、一般庶民の目線で考える
消費税減税について
夏の参院選を前にして、各党が「消費税減税」を叫び始めた。
頭のいいはずの議員さんたちは本心から消費税の減税が、物価高の緩和に最もよい手段だと思っているのだろうか。
あるいは選挙に勝つために、瞬間的に国民のウケを狙っているだけなのだろうか。
はじめてこの国に消費税というものが制定されたのは、私がまだ大学生の時だった。
近所の店に買い物にいったところ、小さい子が100円玉を握りしめたままいつものお菓子が3円足らないために買えないことに理解ができず、
レジの前で立ちつくしていたのを覚えている。子供の感性では、納得がいかなかったようだ。
最初に導入した総理は記憶にないが、たいへんな反発の中での決定だったのだと察する。
そのあと5%、8%、そして現在の10%に至る。
これを0%にした場合、財源の確保の問題や、小売店の対応など、一時的ではあるが、切り替えに大変な負担を強いられることになる。
そしてまた財源を補うために消費税を導入しようとした場合、国民はすぐにどうぞと言うだろうか。
人それぞれ考え方はあろうが、有権者が賛成に票を投じる前に、
本当に減税が必要なのか、本当に効果だけで副作用はないか、この問題を深く掘り下げるべきだと思う。
政治家も有権者も賢くなって、この国が豊かになってほしいと願う。未来の世代のために。