「プラチナnisa」に待った!

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

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何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

「プラチナnisa」に待った!

先日のテレビ討論でも話題に出た「プラチナnisa」制度について、2026年度の税制改正に向けて検討中らしい。

なぜ今になって、プラチナnisaなどと名付けた毎月分配型の商品を検討しはじめたのか疑問だ。

そもそも毎月分配型というと高齢者にとって聞こえはいいかもしれないが、

元本取り崩しおよび高額な手数料というリスクがともなう商品だ。

表向きには、年金だけでは不安だから毎月分配金があると助かりますよね、と良いことだけを前面に出している。

しかし、大半の人々(若者含む)は、政府が用意したnisaは安心でいいことずくめだと妄信していないだろうか?

プラチナnisaなどという一見プレミアム感があるような名前をつけた商品は、お金を持っている高齢者は、

特に妄信しかねない。

「値上がり益や配当からではなく元本を取り崩す可能性があり、しかも手数料は高い」

というリスクの部分を周知させないと、困窮する高齢者が現れはじめたら、

いずれ政府は反感を買うことになるだろう。

 

そしてもう1つ、橋本徹さんが「金融資産を持っている高齢者は、どんどん取り崩して使うべき」との発言があった。

橋本さん自身がどれほどの身銭を切って投資しているのかは知らないが、金融資産を持つ人にとって「取り崩し」というのがどれほど難しく勇気が必要かご存じだろうか。

確かに、預貯金として抱え込んでいるより投資に回した方が経済が活性化されることは間違いないことには同感だ。

それより裏を考えると、金融業界が手数料で儲けたいため、政治家へ多額の金が流れていないか疑いたくなる。

こうした問題の解決は難しいし、結局自己責任となるのだから、

それこそ個人に必要なのは「マネーリテラシー」ではないだろうか。

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