フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
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高配当株の理想利回り──3%・4%・5%どこが最適か?
高配当株投資を始めると、多くの人が最初に悩むのが「利回りは何%くらいが理想なのか」という問題である。
3%では物足りない気がする。
5%以上なら魅力的に見える。
しかし、単純に「高いほど良い」と考えると、思わぬ落とし穴にはまることになる。
配当利回りとは、企業の実力と市場の評価が同時に表れた数字だからである。
今回は、高配当株投資における「3%・4%・5%」それぞれの意味を整理し、どの水準が現実的なのかを考えてみたい。
3%台──最も“王道”の利回り
まず、配当利回り3%台は、長期投資において最もバランスが良い水準と言われる。
日本市場の平均配当利回りは、おおむね2%前後である。
つまり3%という数字は、平均より少し高いが、極端ではない水準である。
このゾーンの企業には、次のような特徴が多い。
・安定した事業
・長期の配当実績
・比較的健全な財務
つまり、「高配当株」というよりは優良企業が結果として配当も高いというタイプである。
ただし、デメリットもある。
それは、インカムとしてのインパクトがやや弱いことである。
1000万円投資しても、年間配当は約30万円程度である。
生活費を賄うレベルには届きにくい。
4%台──投資家に人気のゾーン
多くの配当投資家が目標にするのが、配当利回り4%台である。
この水準になると、配当の存在感がぐっと増す。
例えば、
1000万円 → 年40万円
3000万円 → 年120万円
となり、資産収入として現実的なレベルになってくる。
また4%台は、次のようなバランスが取れている。
・配当の魅力がある
・極端なリスクではない
・企業数も多い
日本市場でも、このゾーンには優良企業が多く存在する。
そのため、長期の高配当ポートフォリオでは平均利回り4%前後を目指す戦略がよく採用される。
5%以上──魅力と危険が同居する
一方で、配当利回り5%以上になると、少し注意が必要になる。
なぜなら、配当利回りが高くなる理由は大きく2つしかないからである。
配当性向が非常に高い
株価が大きく下がっている
問題は後者である。
株価が下落している企業は、
・業績悪化
・減配リスク
・構造的な衰退
といった問題を抱えていることが少なくない。
つまり、5%という数字だけを見ると魅力的に見えるが、その裏には市場の警戒感が隠れている場合もあるのである。
もちろん例外もある。
景気循環の影響で一時的に高利回りになっている優良企業などである。
しかし、ポートフォリオ全体を5%以上で固めるのは、かなりリスクの高い戦略になる。
理想利回りは「4%前後」
では結局、どこを目指すべきなのか。
多くの長期投資家が行き着く答えは、次の通りである。
ポートフォリオ平均で4%前後
この水準なら、
・配当収入の実感がある
・企業の質も確保しやすい
・減配リスクも比較的低い
という三つのバランスが取れる。
具体的には、
・3%台の安定銘柄
・4%台の主力銘柄
・一部5%台の高利回り銘柄
といった形で分散すると、リスクを抑えながら利回りを引き上げることができる。
利回りより大切なもの
最後に強調しておきたいのは、高配当株投資で本当に重要なのは利回りそのものではないということである。
重要なのは、
・配当が続くか
・増配していくか
・企業が成長するか
である。
利回り5%でも減配すれば意味がない。
逆に3%でも増配が続けば、10年後には非常に大きな収入になる。
配当投資とは、利回りのゲームではなく、企業の持続力への投資なのである。
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