株式・債券・不動産とゴールドは何が違うのか? ― 他資産との比較で見えるゴールドの本当の立ち位置 ―

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

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何の専門家でもない私が経済的・時間的・人間関係の自由を得て、

人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、

一般庶民の目線で考える

 

株式・債券・不動産とゴールドは何が違うのか?

― 他資産との比較で見えるゴールドの本当の立ち位置 ―

 

資産運用を考えるとき、多くの人がまず思い浮かべるのは株式や不動産である。

次に債券、そして最後に「ゴールドはどうなのか」と疑問を持つ。

しかし、この順番自体が、ゴールドの本質を誤解させていると言える。

 

株式・債券・不動産とゴールドは、そもそも「役割」がまったく異なる資産である。

 

株式――成長を取りに行く資産

 

株式は企業の成長を取り込む資産である。

利益が増え、配当が出て、株価が上がる。

その見返りとして、景気後退や業績悪化のリスクを引き受ける。

株式投資とは、将来に対する楽観を前提にした投資だと言える。

 

債券――信用を買う資産

 

債券は国や企業の「返す能力」を買う資産である。利回りは安定しているが、インフレや信用不安に弱い。

特にインフレ局面では、受け取る利息や元本の実質価値が目減りするという構造的な弱点を持つ。

 

不動産――収益とレバレッジの資産

 

不動産は賃料収入と資産価値の上昇を狙う資産である。

融資を使えるため、大きなリターンも期待できる一方、空室・金利上昇・流動性の低さといったリスクを常に抱える。

管理や制度変更の影響を受けやすい点も特徴だ。

 

ゴールド――価値を守る資産

 

一方でゴールドは、配当も利息も生まない。

この点だけを見ると「効率の悪い資産」に見えるかもしれない。

 

しかし、ゴールドの役割は「増やすこと」ではない。

価値を失わないこと、これがゴールドの本質である。

 

ゴールドは誰かの負債ではない。

発行体もなく、倒産もない。

通貨が信用を失う局面、金融システムが揺らぐ局面で、最後に残る「実物の価値」である。

 

比較して初めて見える立ち位置

 

株式・債券・不動産は、すべて「経済システムが正常に機能すること」を前提とした資産である。

ゴールドだけが、その前提から自由である。

 

だからこそ、有事・インフレ・金融不安の局面でゴールドは輝く。

ポートフォリオにおけるゴールドとは、リターンを狙う主役ではなく、全体を守るための保険なのである。

 

ゴールドを「儲かるかどうか」で判断すると、その価値は見えない。

他資産と並べ、役割の違いを理解したとき、初めてゴールドの立ち位置が明確になるのである。

 

 

 

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