「国勢調査」について理解しよう

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

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何の専門家でもない私が経済的・時間的・人間関係の自由を得て、

人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、

一般庶民の目線で考える

 

 

「国勢調査」について理解しよう

つい先日、我が家にも「国勢調査」に関する調査書類一式が届いた。

ちょうどウチを留守にしていたため、隣に別世帯として暮らしている両親宅に預けられていた。

私は後日、両親から手渡されたわけだ。

まず、この「隣に預ける」という行為についてだが、親子だとしてもこれで良いのだろうか?

さらに、国勢調査の調査書類を配布する人は、「調査員証または専用のバッグを携帯し、その身分を証明する」とあるが、両親がそれらを確認したかどうか定かではない。

 

ついでにこれはあり得ない話だが、両親が我が家の分も一緒に預かった際、「隣の息子さんはインターネットに詳しいでしょうから、やってもらったらいいのでは?」などと言って渡したそうだ。

国勢調査って、プライベートな回答もあるし、調査書類一式が入った封筒の前面には

〈国勢調査には回答の義務があります〉

と堂々と書かれている。

統計法という法律に基づいた大切な調査だと書いている割には、こんなんでいいのだろうか。

これらを疑問にすら思わなかった両親だが、詐欺に簡単に騙されてしまうのではと不安になってしまう。

 

独り言をいつまでもブツブツ言っていると、よもや偏屈なヤツだと思われるのでこのくらいにして本題に移ろう。

 

総務省統計局が公式サイト上で、「国勢調査とは」を丁寧に説明しているが、大まかにサクッと知れたらいいや、という方々はこの記事を最後までお読みいただけたら幸いだ。

概要、必要性、懸念点など、それぞれ自分なりに各項目ごとに以下にまとめた。

 

国勢調査の概要

・5年に1回、日本全国で行われる大きな調査

・人口や家族の様子、仕事などをたずねる

・国の「今の姿」を知るための大切なしくみ

 

必要性

・保育園や学校をどれだけ作ればいいか分かる

・高齢者が多い地域に、どんなサービスが必要か考えられる

・道路や病院、防災の計画など、国や自治体の政策に役立つ

 

懸念点

・「名前や仕事を調べられるのは不安」という人がいる

・インターネット回答も広がっているけれど、「のぞかれていないかな」と心配する人もいる

・プライバシーと調査の必要性のあいだで、考え方がぶつかることもある

 

数字がもつ意味

・国勢調査は、人々の生活を「数字」にまとめるもの

・数字にすると冷たく見えるが、その数字があるからこそ、安心して暮らせる社会を作るための政策を立案することができる

・冷たさと温かさ、どちらも国勢調査にはかくれている

 

歴史の記録として

・戦後の人口の急増

・高度経済成長期に都市へ人が集まったこと

・最近の少子高齢化

→ こうした社会の大きな変化を、国勢調査はしっかり記録してきた

 

私たちにできること

・国勢調査に答えることは、国の未来を考えることにつながる

・自分の暮らしを少し書くだけで、みんなの役に立てる

・調査票を書くことは、社会をみんなでつくる「静かな協力作業」

 

まとめ

上記より、国勢調査とは日本の社会にとって重要だということが理解できたのではないか。

また、回答が多ければ多いほど、集計されたデータがより事実を反映したものとなる。

私はすでにインターネットで回答したが、かかった時間は5分程度だった。

社会をよりよくしていきたいと願う日本国民なら、インターネット、調査員に手渡し、郵送のいずれかの方法で、期限までに回答するべし。

 

 

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