少子化について考える

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る

何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、

幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

少子化について考える

今さらだが、日本は世界一高齢化が進んでいる国である。

高齢者が多いということはすなわち、子供や若者が相対的に少ない、ということでもある。

この現実が多方面にわたって深刻な問題を引き起こしているわけだが、世界的に見ても日本が最前線を走っておりどこの国も経験したことがないため、参考になる打開策がない。

前例がないのだ。

 

ところで人口統計というものは未来の人口動態を予測するのに非常に精度が高いものらしい。

であるならば、今の少子高齢化の現状は、30年前もから予測できたはずだ。

長期の施策を講じずに、今になって必死に対策を論じているのは、少々無責任に見えてしまう。

 

政治家は票を得てなんぼだから、「30年後を見据えて今のうちから〇〇を講じていきましょう」などと叫んでも、また有権者としても今目の前の問題を何とかしてくれそうな候補者に票を入れるのだろうから、あながち政治家に一方的に責任があるとも言えないだろう。

 

さて、本題の少子化について考えてみる。

2024年の合計特殊出生率は1.15で過去最低、および婚姻数は48万5063組ということで、これも戦後2番目に低い数字となった。

そもそも婚姻数が低ければ生まれる子供が少ないのは当然だ。

では婚姻数が低いのはなぜだろうか。

 

これらの問題について興味深い資料を見つけた。

子ども家庭庁の「結婚に関する現状と課題について」を引用する。

 

「50歳時の未婚割合の推移」を見ると、1980年では女性が4.45、男性が2.6であるのに対し、そこから急上昇して2020年では女性が17.81、男性が28.25となる。

 

「平均初婚年齢」を見ると、1975年では女性が24.7歳、男性が27.0歳であるのに対し、2022年では女性が29.7歳、男性が31.1歳となる。

 

「第一子出生時の平均出産時年齢」では、1975年では25.7歳であるのに対し、2022年では30.9歳となる。

 

これらの数値から端的にいうと、50歳でも結婚していない人が急増し、結婚する年齢も上がり、同時に出産年齢も上がっている。

 

次に、「若者が結婚しない理由」をまとめたデータを見る。24~34歳の未婚者が調査対象である。

男性・女性とも、

1位は「適当な相手に巡り合わない」、

2位は「自由さや気楽さを失いたくない」、

3位は「まだ必要性を感じない」となる。

ちなみにこのデータは、1992年から2021年の期間の計7回の調査結果だが、その期間において上昇・下降はほぼ見られない。

では、上記1位の「適当な相手に巡り合わない」について具体的な理由の調査結果をみると、「そもそも身近に自分と同世代の未婚者が少ない(いない)」、となっておりいわゆる出会いの機会がない、がダントツ1位となる。

これを受け、「相手を探すために起こした行動」についての調査では、男女、全年齢層で、「特に何も行動していない」がダントツ1位となっている。

 

以上の結果、どうコメントしたらいいのか悩む。

経済的な事情が背景にあるという面からは、各自治体は結婚することに交付金を出すなどして底上げを図っている。

だがどのような対策を打とうにも、今後まだまだこの状況は続くのは確かだ。

ただ、せっかくこの世に産まれた子供が不幸になることは、国をあげて全力で防ぐべきだと願う。

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