フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、
幸せについてなど、一般庶民の目線で考える
2025年 ペットの役割と社会的意義について
新聞を読んでいて、ペットに関してたいへん興味深い記事を見つけた。
これも時代の流れか、社会の中でペットの存在意義が非常に高まっている。
ペットといっても犬と猫に絞った話だが、その価値や意義を多方面から紹介したい。
まず、世の中の家庭が犬・猫を飼っている数だが、2024年の調査では約1595万匹もいるそうだ。
15歳未満の子供の数が約1383万人なので、それを上回っているということに驚いた。
同様に、2024年の赤ちゃんの出生数が約69万人であるのに対し、犬・猫の新規飼育数が約80万匹となっている。
これほどまでに注目されている犬・猫の背景に起きていること、また社会の中での存在意義をピックアップしてみる。
首につけた装置で犬・猫の活動量を測定する見守りサービスが浸透しつつある。
飛び回ったり寝ていたりといった状況によりAIが感知して、飼い主に専用アプリで発信してくれるというものだ。
飼い主は、通勤中や仕事の休憩中などにアプリを確認することで安心し、心が通じ合っていると感じることができるらしい。
食事(ペットフード)にも新しいサービスが普及しつつある。
野菜や高たんぱくの肉や魚などの食材を使用し、栄養バランスにもこだわった数十種類のメニューが用意されている。
そしてロボットの時代は犬・猫のペット産業にも及ぶ。
その犬・猫ロボットは体温が38℃に保たれ、人間を識別してまるで生きているように抱っこをせがむ。
壊れてしまっても記録のみを新しいロボットに移植することもできる。
ペット禁止のマンション、動物アレルギーで生き物が飼えない、かつて犬・猫とつらい死別を経験した人などから、こうしたロボットが求められるようだ。
そして社会的意義も大きい。
犬・猫を飼うウェルビーイング(心身の健康と幸福)を金銭換算すると、結婚と同等の価値となるそうだ。
高齢者の認知症発症リスクは約4割、フレイル(加齢により心身が衰えた状態)のリスクは約2割低い。
介護保険サービスの利用料は約半分だった。
これらの理由として、ペットを飼っている人は社会とのつながりを持ちやすく、見守りや家事手伝いなどの公的サービスに頼る割合も減るからだといわれている。
金銭面では、小型犬の寿命が15歳としてその生涯費用は270万円と試算されているが、子供を0歳から15歳まで育てる費用は1900万円(内閣府調査)となる。
経済的な理由でも犬・猫人気を後押しする一因となっている。
離婚や単身世帯、高齢者の一人暮らしが珍しくなくなった現代の社会構造では、ペットが「理想の家族」としての投影先となっている。
我が家にも柴犬がいるが、家族同然、いやそれ以上の扱いだ。
「生活の中の癒し・安らぎ」、「愛情をかけて世話をする喜び」を求める気持ちの高まりが、今の少子高齢化社会を如実に、また皮肉的にも反映しているように、私にはそう見えてしまった。