高血圧の薬をやめてみた話

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る

何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、

幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

 

高血圧の薬をやめてみた話

今回は、私以外の人にとっては本当にどうでもよい、極めて私的な話を書かせていただこうと思う。

何の話かというと、これまで毎日飲み続けてきた高血圧の薬を、試しに一旦やめてみた、という話だ。

これにまつわる話だ。

 

私は確か高校生の頃くらいから、血圧が高いと言われてきた。

それを自分ではっきりと認識したのは、23歳の時だ。

居酒屋でビールを何杯も飲んで、ちょうど血圧の話になり大将にすすめられて測定したところ、上(収縮期血圧)が220mmHgと表示され酔いが一気にさめてしまったことがあった。

ただ、しらふの状態では上が140~150mmHgくらいだったため、気にはしていながらも特に何をするでもなかった。

それ以降、健康診断などで血圧を測定すると、毎年140~150mmHgで安定しており、下がるでもなく上がるでもない状態で20年ほどが経過していった。

 

ただ、自分として全く何もしていない訳でもなかった。

改善のため、あれこれ調べて原因を探り対策を講じてみようとしたことはあった。

一般論だが、血圧を下げるには、

・塩分の摂取を控える

・適度に運動する

・タバコをやめる

・アルコールを控える

・ストレスを減らす

と言われている。

 

まず塩分の量だが、特に普通の人と変わらないと思うし、スナック菓子はほとんど食べない。

よってこれは該当しない。

次に「適度な運動」だが、同年代の中では体を動かす方だし、自分でも運動不足だと思ったことは、ほぼない。

よってこれも該当せず。

タバコは若いうちから吸っていたが、30代のうちにやめていた。

アルコールにいたっては、これだけは今までやめたことはない。

バカにつける薬はないというが、どれだけ二日酔いで苦しもうが、その日の晩にはまた飲んでしまう。

 

そしてもう1つ、ストレスだ。

サラリーマン時代は、日々相当なストレスをため込んだ生活をしていたのは間違いない。

しかし3年ほど前にサラリーマンをやめ、毎日お気楽な生活をしているが、それでも血圧が下がる気配はない。

 

ということは原因はアルコール、ということになる。

断っておくが、私は肥満ではない。

やせぎみを通り越して「やせすぎ」に近い体形だ。

 

ただ、本当にアルコールが原因か?

思えば高校生時代から血圧が高かったが、高校生なので当然毎日ビールなど飲むはずがない。

大学生時代はよく飲んでいたから、アルコールが原因だとすれば大学生時代より後になって血圧が上がり出すものではないか?

しかも毎日浴びるほど飲んでいるわけでもないのに、と言いたい。

こんな風に私なりにあれこれと考えてはきたつもりでいた。

 

ついでに私が薬を飲み始めた原因についても書いておこう。

もう15年ほど前、40歳くらいの時のこと、管理職になったばかりの頃だった。

突然頭が痛みだし、頭痛薬を飲んでも治らず、痛みが4~5日続いた。

さすがに通院の必要性を感じ、何軒か医者にかかったが、結局この頭痛の原因ははっきりとは特定できなかった。

その後何となく自分で調べてみたところ、後頭部の痛みは血圧からきている、という情報を見つけた。

母も高血圧だったためか、すぐさまそれと信じ込み、自宅から近い内科を受診した。

それ以降15年、ほぼ毎日欠かさず1錠を飲み続けていた。

 

続いて、薬をやめてみたいきさつも書いておく。

3週間ほど前、家内からなにげなく「薬やめてみたら?」と言われ、その時には「やめたら頭が痛くなるから」と返答しただけだった。

それとほぼ時を同じくして、高血圧の基準が変わりこれまでより20mmHg引き上げられたという情報を何かで知った。

これについては私の認識不足で、高血圧の基準が変わったわけではなかったのだが。

ただこのタイミングで薬をやめてみようと思い立ったのだ。

 

ここで私がなぜ薬をやめてみたのかについて、思い当たる点を書いてみる。

・15年前の頭痛の原因が本当に血圧が関係していたのか

・薬を飲み続けている間は安定して上が140~150mmHgだが、下がることはなかった

・もしかしたら一般に高いと言われる血圧が、私にとっては適当なのではないか

といった理由だが、要するに薬を飲む意味を、うすうす自分でも疑っていたようなのだ。

毎月、診察して薬を出してもらうのを15年続けてきたが、「薬を飲むのが当たり前」という思考停止人間になってしまっていた。

家内から言われなければ、いつまで続けていたことだろう。

もちろん薬をやめた後も、家庭での血圧測定をかかさず経過に注意し、体調に異変が起きないか常に気にしている。

今のところ3週間ほどたったが、血圧にも体調にも変化はない。

おそらくこのまま変化はないような気がする。

 

変なまとめ方になるが、私は常々、日常の「当たり前」を疑うことにしているが、血圧の薬については盲点だったと反省している。

安定しパターン化した日常は、ストレスがなく穏やかで良いのだが、反面そこには緊張感がなくなり進歩はない。

実は先日、4千円ほど入った小銭入れを失くした。

相当甘く緩くなった自分に愕然とした。

引き締め直さないといけない。

個人投資家として生きていくと決めた6年前の気持ちをもう一度思い出そう。

 

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