開業6周年を迎えて ― 太陽光発電事業の歩みとこれから

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、

ふと浮かんだ疑問などをゆる~く書き綴る

何の専門家でもない私が経済的・時間的・人間関係の自由を得て、

人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、

一般庶民の目線で考える

 

 

開業6周年を迎えて ― 太陽光発電事業の歩みとこれから

 

先日、私の事業が開業6周年を迎えた。

無事にここまで歩んでこられたことへの感謝と喜びを感じつつ、これまでの道のりを振り返ってみたい。

 

事業の概要

 

私の事業は「太陽光発電事業」である。

太陽光発電所を少しずつ増やし、日々の管理を怠らずに行うことで、安定した収益を得る仕組みを築いてきた。

 

世間では「太陽光は不労所得だ」「ほったらかしで収益が入る」と言われることもある。

確かに、管理をすべて業者に委託すれば、そう言えるかもしれない。

しかし私はサラリーマン時代から、「自分でできることは自分でやる」という考えを大切にしてきた。

 

ハード面での主な仕事は除草作業である。雑草がパネルに影を作れば、発電効率は落ちる。

また、フェンスや配線の補修など、発電所を常に良好な状態に保つことが収益の安定に直結する。

こうした地道な管理こそが、いわゆる「安定経営」の土台となっているのだ。

 

一方、ソフト面での管理は数字との向き合いである。

毎月、各発電所の発電量と売電収入を表やグラフにまとめ、前月比や前年同月比を確認する。

さらに、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー表を照らし合わせ、資金繰りを常に見える化する。

数字は嘘をつかない。

その動きを読み解くことで、事業の健康状態を正確に把握できる。

 

そしてもう一つ大事なのが、「未来を読む力」だ。

どのような投資を行えば、より確実に収益を積み上げていけるのか。

そのための情報収集は、私にとって日課であり、楽しみでもある。

書籍やSNS、日経新聞などから得た知見をもとに、次の一手を考える時間こそが、この仕事の醍醐味である。

 

振り返り ― 人生を変えた瞬間

 

太陽光発電事業を始めるきっかけは、今でもはっきりと覚えている。

通勤途中に毎日何気なく見ていた太陽光発電所が、ある日突然、特別な存在として目に映ったのだ。

「これは自分にもできるかもしれない」――そう感じた瞬間、帰宅後すぐに調べ始めた。

今思えば、それが人生の分岐点だった。まさに“神のお告げ”のような感覚だった。

 

初めて業者と面談した際、「給与所得と事業所得の損益通算」という言葉を聞き、雷に打たれたような衝撃を受けた。

自分にとって、お金について何も知識がないことが、最大の弱点だと痛感した。

そこから、猛烈な勉強が始まった。

税金、減価償却、資金調達――お金の仕組みを知ることが、こんなにも面白いとは思わなかった。

知識が積み重なるごとに視界が広がり、気づけば最初の1年で5基の発電所を取得していた。

 

2年目には2基、3年目に1基を追加し、稼働するたびに売電収入が増えていった。

そして、サラリーマン時代の手取りを上回る見通しが立った時、私は脱サラを決意した。

安定した給与を手放す不安もあったが、それ以上に「自分の手で人生を動かす喜び」が勝った。

 

昨年、さらに1基を追加し、現在は計9基を運営している。

規模が大きくなるほど管理の手間は増えたが、それも含めて充実した日々だ。

数字を追い、現場を見回り、未来を描く。すべてが自分の血となり肉となっている。

 

今後の展望

 

今後も、これまで通り楽しみながら事業を続けていきたい。

余剰資金は新たな投資へと向け、より堅実で長期的な収益基盤を築いていくつもりだ。

 

ただ、これまでのように「増やす」ことだけが目標ではない。

これからは「使う」ことにも意識を向けたい。

心豊かな人生を歩むためには、健康、家族、友人、時間――これらのバランスが何よりも大切だ。

 

事業を通じて得た知恵と経験を糧に、次の1年も成長を重ねたい。

来年の10月21日、再び同じように振り返りながら、「あの頃よりもさらに良くなった」と胸を張って言える自分でありたい。

 

 

 

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