フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、
幸せについてなど、一般庶民の目線で考える
社会保障内容の見直しを叫ぶ維新の吉村さんに賛同する
サラリーマンの皆さん、社会保険料が給料から天引き、いわゆる「源泉徴収」されるしくみを理解されているだろうか?
私がサラリーマンだった時代、およそもう6年ほど前になろうか、狂ったようにお金について猛勉強を始めた時、最初に取り組んだことは、「源泉徴収票の中身を100%理解する」ことだった。
これに取り組むことによって、所得税、住民税、社会保険料、各種の控除から、年末調整が行われる意味など、あらゆる基礎的なことを理解することができた。
おかげで世の中のお金が回っている仕組みについて少しは分かるようになった。
ただ、悲しいかなサラリーマンは、これらをよく理解したところで、上手くやりくりして節税などに役立てることがほとんどできない。
自営業者など事業をやっている立場ならそのような知識があればあるほど手取りを増やしていくことに役立つが、サラリーマンは完璧ともいえるよくできた徴収システムの中で、ただ身をゆだねるしかない。
それゆえ、以前の私もそうだったように、大半のサラリーマンは自分の税金・社会保険料が天引きされている金額に不満をこぼしながらも切り込むことをせず、ただ毎月の給料明細の手取り額しか見ないのであろう。
これが「サラリーマンは搾取され放題」、と言われる所以である。
少し前に所得税103万円の壁を引き上げようといった、いわゆる税金制度の見直しが大きな話題になっていたが、じつは所得税・住民税よりも圧倒的に社会保険料が重くのしかかっているのをご存じだろうか?
一度、自分の社会保険料がなぜこんなに天引きされているのか調べてみることをおすすめする。
これについて、社会保障の中身を見直して、天引きされる社会保険料を減らし、手取りを増やそうということに大きな声を上げているのが日本維新の会の吉村洋文さんだ。
皆さん、こんな光景を見たことはないだろうか?
軽い打撲で整形外科を受診したが、全く大丈夫ですと診断され安心したところに「一応湿布を出しておきましょう」の先生のひとこと。
ちょっと体調が悪かったため念のため医者にかかったが、ただのカゼだと診断され安心したところに「念のため1週間分のお薬を出しときますね」のひとこと。
そして受付してから2時間以上も待たされイライラしている時、見回すと笑顔で談笑しあうご老人たちのなんと多いことか。
本当に念のための風邪薬が必要だったのだろうか?
湿布を大量にもらったが、使ったのは初日の1回のみということはなかったか?
診察を待つ大量のご老人たちは、本当に通院する必要性を見極めたうえで来ているのだろうか?
これらの疑問にメスを入れ、保険適用の中身について見直そうと叫んでいるのが吉村さんだ。
湿布や風邪薬など、市販で買えるものは保険適用を除外し、本人が必要だと見極めたなら薬屋で買ってくださいということである。
これについては私も大賛成だ。
体調に異変を感じて医者にかかるのはごもっともとしても、一応とか、念のため、の湿布や薬などを保険適用の見直しをして4兆円を削減し、現役世代の社会保険料を年間6万円安くしようというのは理にかなっていると思う。
一時的な現金給付や消費税の減税や撤廃などよりも、切り込む対象としては的を射ているのではないかと思う。
これこそ将来の日本に向けて必要な対策だと感じる。
ただし、残念ながらこれは実現しない、というかできないと思う。
他の政党でも重要だと感じているはずなのに声を上げないのは、大量のご老人や商売あがったり状態になる医者から猛反発を喰らい票が入らないからだ。
一体、政治とは何なのだろう?
吉村さんも、散るのを覚悟の上での叫びなのだろう。
米問題に取り組む小泉さん同様、私は吉村洋文さんを応援したい。