フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、
一般庶民の目線で考える
杉村太蔵さん、見直しました!
とある動画コンテンツに杉村太蔵がゲストで出ており、その内容が大変勉強になった。
杉村太蔵といえば、元衆議院議員で、タレント、実業家の肩書を持つ。
テレビで見る当人は、よくしゃべりよく笑い、少々やかましいのであまり良い印象はなかったが、
今回の動画でその印象はがらりと変わった。
勉強になった内容をみていく。
杉村太蔵は投資(主に株式投資)についても詳しく、株式投資についての基本的な考え方として、
自分の大切な子供を企業に預けて大きく育ててもらって返してもらう、という見方をしている。
投資先の企業選びに迷った時には、このイメージに合った企業を選べということだ。
そしてその企業を信じたならば、細かく動く値動きに一喜一憂する必要などないとのことだ。
大変わかりやすく、参考になった。
また、杉村太蔵がポートフォリオについて話した際、銘柄やセクターの話ではなく、
「収入源」でのポートフォリオを考えるべきと言っている。
当人の収入源ポートフォリオは、概ね、タレント業で3割、事業(地方創生として20万人規模の街の中心部の開発で、やる気のある者に店舗・資機材を貸与し、売上の20%をもらうというビジネスモデル)で5割、株式投資で2割となる。
つまり、収入源は複数持て、ということだ。
さらに、株式投資は買った後は祈るだけで自分の努力で結果を変えることはできないが、
事業では自分の考えでいかようにも発展性があるから楽しいと言っていた。
これも参考にしたい。
そして次に、「金融機関を活用しろ」である。
例えば自分が考えたビジネスモデルを持ち込んで、金融機関から融資が下りれば、
それは将来性があるビジネスモデルだというお墨付きをもらったということだ。
そうした判断に金融機関を使うことは非常に有効な手段だと言う。
まさにその通りだ。
金融機関はある意味でその分野のプロだし、やる気や感情などよりも確実な返済を重視するので、
その判断は確実性が高い。
最後に「もし自分が総理大臣になったら、どんな政策を打ち出すか?」という質問に対し、
「85歳以上の全員に対して死ぬまでベーシックインカムとして年金にプラスして10万円を給付する。
ただし当人が亡くなったあとに残った現預金はすべて国に戻してもらう。
それがベーシックインカムの財源となる。」と答えた。
その狙いはこうだ。
消費が冷え込んでいる理由は、みな老後にお金がなくなるのが恐いから使えないためだ。
しかし85歳からは亡くなるまで10万円が加算されるから、あまり不安なくお金を使うことができる。
しかも死後に残った現預金は国に返さなければならないため、それだったらあるだけ使っていく方が得だと感じ、ここでもまた消費が促されるわけだ。
消費が増えれば経済がまわり国が豊かになるわけだ。
私のような素人からすれば、本当によく考えられた政策だと感じた。
以降、何かで杉村太蔵を見る機会があれば、これまでとは全く違った目でことができるだろう。