戸籍法改正によるフリガナの確認依頼通知について

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

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戸籍法改正によるフリガナの確認依頼通知について

先日我が家に、一通の圧着ハガキが届いた。

「必ず開封してください」という文字が最初に目についたものの、よく見ると地元の自治体からのものだと分かり、何かの請求書の類ではないなと一安心した。

 

早速、圧着された面をはがし、中身を見てみる。

「どれどれ」

前置きの文章を要約すると、

「戸籍法の改正により戸籍に振り仮名が記載されることになった。この通知書に記載された振り仮名を必ず確認し、正しければ何もする必要はないが、誤っていた場合は所定の方法にていついつまでに正しい振り仮名の届け出をせよ。」

といったものだった。

 

ウチの場合は、同居している家族全員分、記載された振り仮名に誤りはなかったため、そのまま何もする必要はなかった。

しかし少々偏屈なところがある私には、何かモヤモヤしたものが残った。

私は性格的に何かを見聞きした際、その背景や理由、目的は何か、をすぐ考える習性がある。

要は何でも納得してから進めたいわけだ。

 

ハガキには、戸籍法が改正されたことによって、令和8年5月26日以降に戸籍に振り仮名が記載されることになると書いてあるだけで、その背景や理由などは一切なにも書かれていない。

ハガキにはしっかりと「問合せ先」として地元自治体のコールセンターの電話番号が記載されていたが、まずはインターネットで調べてみることにした。

そのあたりを私なりにまとめてみたい。

 

調べたところでは、戸籍に氏名の読み方を明記することで「行政手続きの円滑化」や「個人情報の管理を容易にすること」が目的だと書かれている。

その背景として、これまで戸籍には氏名の漢字のみが記載されており、正式な読み方を公的に証明する手段がなかった。

そのため役所や金融機関などで氏名の読み方を巡るトラブルがあったから、とある。

もう少し具体的にこれを見てみると、

 

行政事務の効率化

・難読漢字や外字(がいじ)の問題をクリアし、機械的に正確に個人を特定する

・将来的なオンライン申請・デジタル連携にスムーズに対応する

 

本人確認の強化

・読み方を確定させて金融取引や各種規制の“抜け穴”を防止する

・ローマ字表記等、他システム連携でも表記漏れや誤りをなくす

 

社会的混乱を回避

・極端な当て字や、意味と正反対の読み方を抑制する

・役所や教育現場などで混乱をなくし、読み間違いを少なくする

 

市民生活における利便性向上

・振り仮名が戸籍上で確定すれば、転籍や引越し時の煩雑な手続きが軽減される

・戸籍の取得や証明書の発行時にも、より正確な個人情報が得られる

 

社会生活における利便性が向上し、さまざまな場面でのトラブルを未然に防ぐことが期待される、とまとめられている。

 

確かに、正確な読み方ができるようになることによって、さまざまな行政サービスにおいてトラブルが減って効率が上がるのは、市民にとっても行政にとっても良いことだ。

 

なるほどそこはよくわかったと。

しかしまだどこか腹落ちできない。

その理由を考えてみた。

・このハガキを日本中のすべての家庭に送付すること自体、もっとデジタル化できないのか

・今回は割と重要なことなので日本中のすべての家庭にハガキを送るという形で直接伝える手段がとられたが、そうではない法改正の情報は大半の国民は知らないままだが、それでよいのか

この2点、とくに後の1点が気になった。

 

法改正について、ニュースや新聞等で重要な情報は報道されるが、対象者が少数だったり、影響が小さかったりする法改正は、わざわざ報道されない。

いったいどれほど多くの法改正点が、我々が知らないまま埋もれてしまっているのか。

現状ではインターネットで検索するなどして、自らが積極的に法改正の情報を随時確認しようと努めなければ誰も教えてくれない。

政府が故意にそうしているのか、あるいは何かそれができない理由があるのか、わからないが、知らなくて損をする、という事態は誰の利益にもならない。

同じ国で生きていくにも有利・不利が生まれてしまう現実はどうしようもないのか、1通のハガキからそんな思いに至った。

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