子供の学力低下 2025学力調査の結果より

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

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幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

子供の学力低下 2025学力調査の結果より

文部科学省から、「令和7年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果について」が報告された。

まずこの「全国学力・学習状況調査」の概要について理解しておきたい。

 

調査の目的

  • 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
  • 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
  • そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

 

調査の対象学年

小学校第6学年、中学校第3学年

 

調査の内容

教科に関する調査(国語、算数・数学)

生活習慣や学校環境に関する質問紙調査

 

この調査は2007年度から毎年実施され、今回は全国の小中学校計9,632校、小6生および中3生計約200万人が参加した。

その調査結果を各自治体や教育機関などで検討し、具体的な教育方針を立てるなどに役立てるようだ。

 

今回、私がなぜこの「全国学力・学習状況調査」に興味を持ったのかというと、今年は大幅に子供の学力が低下した、という報道が耳に入ってきたからだ。

いい年をした大人なら、また子育て中の親なら、「子供の学力が低下した」などと聞くと誰しもが心配になる話だろう。

そうなると、その背景に何があるのか、が知りたくなってくる。

 

メディアによると、子供の学力が今年大きく低下した理由について、コロナ禍時代のリモート授業の影響、スマートフォン、ゲームなどを挙げている。

コロナ禍におけるリモート授業が原因であれば、数年後からは上昇するだろう。

しかしスマートフォンやゲームに向けた時間の増加が原因にあるとしたら、改善はなかなか難しいのではないか。

私だって子供の頃は、(現代のゲームとは別モノだが)ゲームでよく遊んだ経験がある。

私に限らず誰だって、ゲームは楽しいものだ。

それを子供にダメと言ったり無理に制限したりすることは、なかなかできまい。

 

また、両親の学歴や世帯年収、両親の年齢なども子供の学力と関係しているというデータがある。

特に両親の「学歴」と「世帯年収」は、子供の学力と強い相関があるという結果が示されている。

学歴の高い親ほど子供の学力に関心があり、世帯年収が高ければ塾などに通わせる費用をより多く捻出できる。

両親の年齢については、晩婚化の影響もあり調査開始年度に比べ親の年齢が上がっているそうだ。

その結果、教育にシビアな親が増え、先生が疲弊してモチベーションを下げている可能性もある、という問題も起きている。

これも子供の学力低下と無関係とはいえない。

 

しかし、そもそも子供の学力が高いと何が良く、低いと何が良くないのか?

当人にとって幸せな人生とは、学力だけで決まるものではないが、学力が自分の人生に及ぼす影響について当人が理解しているかどうかが、そもそもの論点ではないだろうか。

 

具体的に思い出せないが、ずいぶん昔の話だが、子供の学力が急に伸びた自治体があるという報道を見た覚えがある。

その町では、先生が子供たちに、「〇〇を知るとこんなことができるようになるよ」、「将来〇〇になりたかったら、〇〇を勉強するといいよ」といったようなことを徹底的に話した。

すると子供たちが自ら学問に興味をもって授業を受けるようになり、その結果学力が上がったそうだ。

 

教育関係者から言わせると、「そんなことは百も承知だ」と叱られそうだ。

しかしスマートフォンや現代のゲームが勉強などよりも強烈に魅力的だったとしても、結局、勉強するのは子供達本人であり、勉強させたければスマートフォンなどに負けない魅力が勉強にあることを提示し続けるしかないのではないか。

 

私は「教育」というものは、年齢に関係なく世の中で非常に重要なものだと考えている。

個人や組織が成長するための大変重要な領域だからだ。

かつて私は管理職だった時代、休日に教育についての資料をいくつも作り、部下の各階層に合わせて勉強会を開いていたものだ。

 

教育に携わる多くの皆さん、特に子供の教育に関係する皆さんには、本当に感謝の念に堪えません。

子供達が「幸せな未来を自らの足で歩める人間」に育つよう願っております。

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