フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、
幸せについてなど、一般庶民の目線で考える
令和のシン・人事 AI
企業の人事が変わりつつある。
AIが面接、評価、経営戦略など、人事の現場に浸透し始めているのだ。
「人事も変わっていくんだな」と、記事を読みながら昔のことに想いを馳せる。
かつて私はサラリーマン時代、社内に人事を専門に扱う部署を作り機能させる必要があると、経営者に熱く提案したことがあった。
創業から50年以上続いているその会社は、面接、採用、配属、教育、昇格制度など、いわゆる人事全般が全く機能していなかった。
人事部門の重要性を、上層部の誰もが認識していないのだ。
人事関連のみならず、あらゆることをシステム的に機能させて組織全体をマネージメントするという発想がないのだ。
要するに、すべて属人化してしまっていた。
企業として、また個人として、成長性が見られない。
将来に絶望した賢い若手社員から辞めていく現状に耐えられず、なんとかして納得できる体制を敷いてあげたかった。
そのように先細りの将来しか見えず、なんとか生き残っている企業もあるが、通常は人事といえばあらゆる産業で企業の重要な部門である。
そこにAIが入ってきつつあるという。
こうした過渡期にはトラブルがつきものだが、成果は着実に出始めているという。
社内の昇格試験に対話型のAI面接サービスを取り入れた企業がある。
45分ほどのやり取りをもとに、AIがバイタリティーや柔軟性などの適性を点数化し、合否を決めるというものだ。
AI面接で評価が公平になった、と社員の評判は良いらしい。
さらに高評価の社員ほど業績が上がる傾向も見えてきているという。
この企業は他の昇格試験にもAI面接サービスを導入し、拡大をすすめている。
また別の企業では人事関連規則の改定に生成AIを活用しているところもある。
法改正の内容とともに就業規則などの規定をシステムに読み込ませると、改定が必要な条項を検知し、文案や新旧対照表も自動で作成してくれるというものだ。
これによって数週間かかっていた作業が1日で終わるようになったそうだ。
調査によると、2024年の重要な経営課題の首位は、「人材の強化」だった。
働き方改革や人材の流動化に加えて人的資本経営など、人事部が対応すべき範囲は急速に拡大し、内容も高度になってきている。
AIを活用すれば人事部の社員を雑務から解放し、より付加価値の高い業務に集中させることができるのでは、との期待の声も多い。
人間がAIに評価され、昇格の合否を決定され、配属を決められ、結果として給料まで決められる。
一体どんな気分だろうか。
人間が行うことには感情が入り、時として結果を左右する。
AIの合理的な判断により結果も上々なら、導入することの賛否を議論するまでもなく、浸透が進むだろう。