フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、
ふと浮かんだ疑問などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的・時間的・人間関係の自由を得て、
人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、
一般庶民の目線で考える
ポートフォリオにゴールドを組み込む意味とは?――分散投資とリスク低減の本質
投資において「分散投資が大切だ」とは、誰もが一度は聞いたことがある言葉である。
しかし、分散とは単に投資先を増やすことではない。
本質は「値動きの異なる資産を組み合わせること」にある。
その視点に立ったとき、ゴールドは非常に特異で、重要な役割を果たす資産である。
株式は企業の成長に、債券は金利や信用力に、不動産は景気や人口動態に強く影響を受ける。
これらはいずれも、経済システムの内部で価値が形成される資産だ。
一方、ゴールドはどうか。
ゴールドは利息も配当も生まないが、誰かの債務でもなく、国家や企業の信用に依存しない「実物資産」である。
この性質こそが、ポートフォリオにおけるゴールドの最大の価値である。
株式市場が暴落する局面、金融不安が広がる局面、通貨の信認が揺らぐ局面において、ゴールドはしばしば逆方向の動きを見せてきた。
すべての局面で利益を生む万能資産ではないが、「他がうまくいかないときに役割を果たす」点に意味がある。
分散投資とは、リターンを最大化するための手法ではなく、リスクを制御するための思想である。
ゴールドを組み込むことで、ポートフォリオ全体の値動きは緩やかになり、精神的な安定も得やすくなる。
これは数字以上に重要な効果だ。
恐怖に駆られて誤った判断をしないための「心のバッファ」として、ゴールドは機能する。
重要なのは、ゴールドを「儲けるための主役」と考えないことである。
あくまで保険であり、調整弁であり、静かな土台だ。
ポートフォリオの5〜10%程度をゴールドに割くという考え方が広く支持されるのも、その位置づけを反映している。
投資とは、未来を完全に予測することではない。
不確実性を前提に、転んでも致命傷にならない構造をつくることである。
ゴールドをポートフォリオに組み込む意味とは、まさにそこにある。
派手さはないが、長い時間軸で見たとき、確かな安心をもたらしてくれる存在なのである。
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