インフレの時代になったとは言うけれど、実態はどうか?

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る

何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、

幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

 

インフレの時代になったとは言うけれど、実態はどうか?

私は動画コンテンツや新聞の閲覧は、日課として継続することを心がけている。

お金に関する幅広い知識の蓄積や最新情報の入手、また経済動向を把握しておくことが私の仕事だと位置付けているからだ。

もっと言うと、それらの仕事から得られる知識によって自分のお金を運用し、そのリターンで生計を立てているのである。

すなわちサラリーマンが会社で働いて給料を得ることで生計を立てるのと等しい。

自由度では圧倒的な違いがあるが・・・。

 

さて、それら金融・経済に絞った動画コンテンツや新聞などによると、「日本はインフレの局面に移行した」との意見をよく見聞きするようになった。

しかしながら現実的にはどうか?

本当に私たちの暮らしは上向きになっているのか?

この疑問に迫ってみたい。

 

まず「インフレ」という用語を検索してみると、

「一定期間にわたって物価の水準が上昇し続ける状態を指す(ウィキペディア参照)」となっている。

「デフレ」についてはその逆で、物価の水準が下落しつづける状態をいう。

この用語の説明からみると、確かに2年以上も物価が上昇し続けている状態なので、「インフレの局面である」ということになる。

しかし私のような一般庶民を含めて多くの人が「インフレ」に抱く印象は、日々の生活にもう少し「豊かさを実感できる」状態ではないだろうか。

 

だが現実は、米をはじめ多くの品目で値段が上がっていて苦しい。

反面、最低賃金の上昇や、今年や去年の春闘でも大きくアップした企業が多いのも報道されている通りだろう。

「インフレだと言うが実感できない」、その正体を突き止めたい。

 

インフレには主に2つのタイプがあるようだ。

「デマンドプル型インフレ」・・・賃金が上がると消費が拡大していき、需要が供給を上回るようになる。すると物価や金利が上がるが、賃金の上昇がそれを上回っているため、好循環のスパイラルとなる。

「コストプッシュ型インフレ」・・・・原材料価格の上昇、労働力不足、エネルギー高騰、円安による輸入物価の上昇などにより、企業のコストが上がり、それが価格に転嫁されて物価が高くなる状態を指す。

 

現在の日本はインフレとは言うものの、「コストプッシュ型インフレ」となっていることがわかる。

企業の側からすると、原材料が値上がりし、賃金も上げていかなければならない中では、商品の値段を上げなければ経営が成り立たないのも現実だろう。

 

そこで「実質賃金」というものをみてみよう。

「実質賃金」を簡単に説明すると、実際に支払われる賃金を物価変動の影響を考慮して調整した賃金のことであり、実質的な購買力を示すものだ。

例えば賃金の上昇が5%でも物価の上昇が10%なら、購買力は低下する。

グラフで見ると、長期的には30年ほど横ばいで推移しており、直近3年で見るとマイナスが続いている。

専門家の見方によると、この状況は日本だけに起きているそうで、日本の消費者の心理にそのカギがあるそうだ。

バブルとバブルの崩壊を経験した団塊の世代といわれる人たちや、30年近くデフレの中で育ってきた30~40代の人たちは、デフレマインドから簡単には脱却できないのだ。

ここにトランプ関税が加わり、さらに生活を圧迫していくのは明白だ。

 

以前の記事で、海外の投資家からは日本に注目が集まってきており、これから日本は再び強い日本を取り戻す期待が見えている、と書いた。

本当に日本の経済が良くなり、私たちの生活は豊かになっていくのだろうか?

そうなるとしたら、それはいつ、どんなきっかけで好転するのだろうか?

私自身もバブル崩壊直後の新卒だったため、実際のところ「強い日本」を知らない。

今後どう変わっていくのか期待しつつ、転換点を迎えるまで世の中が持ちこたえてほしいと願う。

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