「高齢者の求職者数」について

フリーマン柴賢二郎の流儀

~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~

世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る

何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、幸せについてなど、一般庶民の目線で考える

 

「高齢者の求職者数」について

2025年の4月時点の統計で、日本人65歳以上の求職者数が12万3000人を超えて過去最高となっているそうだ。

65歳を越えてもなお働きたいという人が12万3000人いるということだ。

この数字はハローワークでの数字なので、求人アプリなども合わせるとさらに多いはずだ。

ちなみに65歳以上の人口を調べてみると、令和7年版高齢社会白書によると、

3624万人となっている。

総人口が1億2380万人からすると、29.27%を占め、10人あたり3人、

3.3人に一人が65歳以上ということになる。

65歳以上の求職者数が12万3000人ということだが、まさか100歳の人が職を探しているとは思えないので、

概ね75歳くらいまでと推測する。

 

働くことが好きで「働きたい」のと、働きたくないが「働かないと暮らしに困る」の比率がどれほどかは

分からない。

後者でも年金だけでは生活費が足らないのか、娯楽・遊興費がもっと欲しいのかも不明だ。

昔に比べて健康寿命が延びたため、定年を遅らせることに異議はないし、

長生きリスクを考えれば当然ともいえる。

 

昔は勉強を頑張っていい会社に入れば定年まで安泰で退職金もたくさん貰えて、

その退職金と公的年金で不安のない余生を過ごせた。

しかし現代では、勉強を頑張ったからといっていい会社に入れるか分からないし、

そもそもいい会社とは何を指すのかも昔と違ってきている。

入社したからといって会社が定年まで面倒を見てくれる訳もなく退職金も年金も下がりっぱなしだ。

これでは老後に不安を抱える人が多いはずだ。

 

こんな世の中に誰がした、と他人のせいにしていても何も解決しない。

自分の人生は自分で責任を持つ。最終的にはここへ行きつくのだろうか。

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