フリーマン柴賢二郎の流儀
~そよ風に吹かれて、ゆっくりと歩いていこう~
世の中に起きている不思議なことや、独り言などをゆる~く書き綴る
何の専門家でもない私が経済的自由を得て、人生のこと、世の中のこと、
幸せについてなど、一般庶民の目線で考える
「同意なき買収」について
私は経済というものをもっとよく知りたいと思って、毎日動画コンテンツや新聞や書籍から情報を得ている。
当然、株式投資にも大いに興味があるため、「M&A」「買収」などといった見出しを見つけると、ついつい目が行ってしまう。
そうした中で、「同意なき買収」について私でも分かりやすく説明してくれている記事を見つけたので、勉強のための良い機会と捉え、私なりにまとめてみたい。
そもそも企業が他の企業を買収しようとする目的は何か?
自社の規模を拡大して企業価値を向上させ、主に株主からの人気を得たいため、くらいしか私には思いつかないが、ほかにも何か目的があるだろうか。
では「同意なき買収」とはどういうことなのか。
言葉の通り、相手企業の同意を得ずに買収しようということである。
かつては「敵対的買収」と呼ばれていた。
ちなみに相手企業の同意を得た買収は、対義語として「友好的買収」と呼ばれている。
「買収」という言葉自体、私はなんとなくネガティブなイメージを持っており、「乗っ取り」を連想してしまうので、なるべく友好的に、穏便に進めた方がいいのではと思ってしまうが、なかなかそういうものばかりではないようだ。
かつては買収しようとする企業が相手企業に買収の話を持ち掛けた際、相手企業の経営陣は保身のためその提案を門前払いすることができた。
もちろん株主は買収の提案があったことすら知らないケースもある。
こうしたことの多くが水面下で葬り去られていたのだ。
ところが時代は変わり、2023年8月、経済産業省が「企業買収における行動指針」を策定した。
これは何かというと、「M&Aを促進することで企業再編を促し、日本企業の競争力を向上させる」ことを目的としたものだ。
かんたんに言えば、日本の経済成長のため買収の提案が来たなら、自分たちの保身のため却下するなどと言わず、もっと真摯に対応しなさい、ということだ。
そして直接、相手企業の経営陣ではなく株主に対して、買収を提案することができるようにもなった。
これによって「買収の構図」が大きく変わった。
買収される側の立場が弱くなったのである。
いや、今まであぐらをかいていたのが、そうもしていられなくなった、と言った方がいいかもしれない。
株主にしてみれば、自分が保有している株が高騰すると提示されたなら、喜んで売るだろう。
また、買収しようとしている企業が打ち出す経営方針に、より強く魅力を感じたなら、買収に賛成の意向を示すだろう。
だが経営陣が常に株主を満足させるような経営を心がけていれば、仮に買収のターゲットになったとしても、株主は強い味方になってくれるだろう。
本当の意味で、「企業経営のあるべき姿」が問われる時代になり、これこそが資本主義の経済なのだ。
株式投資家にとっては、喜ばしい状況になったのではないだろうかと思う。
そして日本の経済がより強いものになることを願う。
私にとってはまた一つ、新しい知識を得られたことが嬉しい。